晴れの日をハゲの日にしないために

若い時から薄毛で悩んでいました、懸命の延命処置でなんとか40代まで髪の毛が残っている状態まで保ってきましたが、この頃髪を洗ったときの髪の毛の抜ける量がやけに多く感じます。ダイエットのせいで栄養が髪の毛に行きわたっていないのかとても心配であります。元来我が家はハゲ家系であるので覚悟はしてきたつもりですが、いざ地肌が目立つようになってくるとそうも言ってられないので必死に頭のマッサージや髪にダメージを与えないように帽子をかぶらないようにしていました。育毛剤などの使用も考えましたが、親戚が育毛剤によってみるみるうちにハゲたのを見て危険と判断し、何もつけずに頑張ろうと決意しました。しかし日が経つにつれ地肌の面積は広がりを見せ、通常では隠せない状況になってきました。そんなある日、私の甥っ子が結婚式を挙げることになりました。小さいころから可愛がってきた甥っ子ですからそれは嬉しい事です。しかし甥っ子にとって晴れの日ではありますが、私も親戚紹介などである意味晴れの日であります。いくらハゲ家系とはいえ、紹介されたみんながハゲのオンパレードだと相手のご家族がどれほど心配になるか(将来子供が出来てその子もハゲるのではという心配)。兄と相談しなんとかこの晴れの日をハゲの日にしないようにと、話題にあった頭に粉をふりかける某商品を試すことにしました。最初にふりかけたところうまくいかず額全体にかかってしまい額がないような妙な髪型になってしまい、もう一度やり直し。今度は妻に頭頂部めがけてふってもらいました。するとなんと驚くことに髪の毛がびっしりとあるように見えるのです。これは凄いと感動し大量にふりかけ最後にスプレーでがっちり固めました。これで準備万端と結婚式に臨みました。しかし見慣れていない人たちからするとその頭は異様に見えるようで、あちこちからヒソヒソと笑い声が聞こえるのです。しかし甥っ子の晴れの日ですので、何とかこの場をしのごうとしていたとき異変が起きたのです。ふりかけた量が多かったのか、スプレーで固めすぎたのかわかりませんが、頭の汗腺が塞がったようで、頭全体が暑くてたまらないのです。顔には大量の汗が出て来てとても耐えられる状態ではなくなってしまったのです。朦朧とする中、すぐに頭を洗い流しました。結局最後は、薄い髪の毛の状態で披露宴の最後を迎えることになってしまったのです。その私の変貌ぶりに周囲のとてもいたたまれない雰囲気を実感してしまいました。せっかくの晴れの日がとんだハゲの日になった苦い経験です。

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